粥日記

A fehér liliomnak is lehet fekete az árnyéka.

10月はほぼ毎日ブログを書き、そして初めて神戸に行った

10月は毎日ブログを書きたい」と言って、10月はほぼ毎日ブログを書いた(「1回休み」や数日分まとめて書くなどしつつ)。満足いく内容や文章のブログ記事ばかりじゃなかったけど、書けるもんだなと思いました。感想。

f:id:ericca_u:20181101034712j:plain

10月は、人生で初めて神戸に行った。

以前働いていた会社の同僚の人が、転職した先の会社のインセンティブで旅行券をもらったそうで、一緒に旅行に出かけようと誘ってくれたのだった。私がモラハラや不貞・中傷・その他でしんどいときに家に泊めてくれて、精神的にたくさん助けてくれたひと。そんな元同僚様の会社のおかげで、めっちゃ良いホテルに泊まらせていただいて、夜も朝もめっちゃ美味しいご飯をいただいた。ありがたいことです。

f:id:ericca_u:20181101012819j:plain

その人は、旅行や出張のときにはHDMIケーブルを持ち歩いていると言っていた(良いアイデアなのでパクろうと思う)。
PCとホテルの大きなテレビを繋いで、Amazonプライムビデオで配信されている映画『銀魂』を一緒に見た。佐藤二朗さんが演じている役のひとが、「私は“フェミニスト(変な発音)”なので、女とこどもには優しいんだ」「女こどもに優しくするのは、ロリコンではなく“フェミニスト”だからなんだ」みたいなことを言っていて、悩ましいなあと思った。

銀魂』を読んだり見たりするこども(ざっくり)の中には、そこで初めて「フェミニスト」という言葉に触れる子もいるんじゃないかな。佐藤さんの役のひとは「フェミニスト」の発音をおかしくしていたから、元々フェミニストという言葉を知っていれば「本来の意味と違うと示唆している」と気づけるのかもしれない(正直、気づかないひとも多そうだと思っている)。でも、あれで初めて触れた子たちは「フェミニスト」は「女こどもにやさしくするひとという意味」だと思っちゃうんじゃないだろうか。昭和かよ。

なんかそんなことを考え始めてしまって、後半の内容は半分くらいしか頭に入ってこなかった。原作だと、なんかフォローが入ってたりするんだろうか。いま思い出すと「ロリコン」って言葉も軽く使われ過ぎだよなあ。あ、別の嫌なことを思い出しそうになった。忘れよう。はい。

その夜は、ダラダラと話したり眠れなくなったりするのかなあと不安に思ってたけど、歩き疲れたのか『銀魂』が終わったら水を飲んで、割とすぐに寝てしまった。

f:id:ericca_u:20181014000400j:plain

神戸のアーケードの店の配置は謎すぎて、元同僚と二人で「こんなところに○○が! なぜ! どういう経緯で!」と興奮しながら歩いた。血圧低めの二人なので、周りからは全然興奮しているように見えなかったと思う。
夕食のあとは、夜なので車も通らないところにある、閉店後のすごく暗いIKEAの周りを散歩した。私と一緒にあてもなく夜の散歩をしてくれる人がいることが嬉しくて、心の真ん中がぽっと小さくあたたかくなる。旅の勢いで手を繋ごうかと思ったけど、なんかそんな感じでもない気がしてときどき大きく手を振って歩いてみた。

夜の神戸も、朝の神戸もとてもきれいだった。交通費くらいしか出してないのにこんな素敵な場所に連れてきてもらえて、ありがたいことだなと何度も思った。思ってただけで、あんまり元同僚には伝えてなかったかもしれない。ちゃんと言わないとな。

ブログを読んでくれるひともいるし、行ったことない遠くに連れてってくれるひともいる。私を好きだとか、会いたいとか言ってくれるひともいる。こういうのって、生きてると良いことあるってことなのかな。