粥日記

A fehér liliomnak is lehet fekete az árnyéka.

2019-01-01から1年間の記事一覧

自分のTwitterのメモ。 生活の中で抵抗として色んなものにぶつかりながらフェミニズムをやってる人と、お勉強として机の上で理想のフェミニズムをやってる人とでは、当事者性と切実さが全然違う。 — eripico. (@eripico___) November 17, 2019 フェミニズム…

匂わせていた女

別に芸能人と交際していたわけでもないのに、パートナーにあたる人に存在を隠されたまま20代のほとんどを過ごした。その間、「匂わせ」をやってめちゃくちゃ怒られたりもしている。 30代になってその人とは縁を切り、別の人と交際した。新しい交際相手とのこ…

もうちょっと考えてみたいと思ったのでメモ。 人間に一貫性を求めてはいけないとわかりつつ。過去に「他人の『好き』という感情をジャッジしたり軽んじたりするのは良くない」と言ってた人が、悲しむファンをかしこぶって馬鹿にしているのを見ると、人がジャ…

おばあちゃんのところに行きたい

おばあちゃん、私もおばあちゃんのところに行きたい。 私はつらいことがあったとき、あとになってよく「おばあちゃんが、自分がつらかったことをわかってほしいと思ってるんじゃないかな」と感じる。 「おばあちゃんはみんなのこと見守ってる」って親戚の人…

忘れたい、何もかも

休日の朝、目が覚めてまだ脳も視界もぼんやりとしているのに、自分でもよくわからないうちに台所でボウルを取り出し、合わせて200グラムになるよう強力粉と全粒粉を量っていた。 頭がすっかり目覚めた頃には、カカオニブが練り込まれたココア風味のパン生地…

マルタと長女の私の再会

キリスト教系の学校に通っていた。国語の教科書を配布された日に全部読んでしまうような学生だったので、少し時間はかかったけれど聖書も自主的に読んでいた。中には内容的に読むのがつらい箇所もあり、そのひとつが、新約聖書「ルカによる福音書」にある「…

「意味わからん」と人を切り捨てることについて

ちょっと前に、駅で女性とぶつかってしまった人が「女、意味わからんところで立ち止まる」とツイートしていた*1。そのツイートは、「駅でぶつかってくるおじさん」を誤認していたり、「女さん」という蔑称スラングを使っていたりしたために炎上した。(ツイ…

【超ショートショート】おいしい消防車

あるとき小学生が新聞に「火事や消防車が怖い」と投書したことをきっかけに、政府は日本のすべての消防車に砂糖水を使うように要請した。砂糖水での消火活動なら、周りがカラメルの良い香りに包まれて怖くない。甘い香りで落ち着くので避難も混乱しない、と…

不倫にかかるお金は「遊び」と「本気」で違うのか

●経緯 媒体用に取材・執筆をしていた原稿ですが、いろいろな都合により掲載見送りとなったため、編集部の方に許可を得たうえでブログに掲載いたします。取材・執筆の機会をくださり、原稿をご確認くださった編集者さん、編集部のみなさまに感謝申し上げます。…

夜道が怖いと感じられるようになった

書かないと書けなくなるような気がして、2018年10月にやったように、また毎日ブログを書くのをやろうかなあと考えている。前はあまりそんな風に感じなかったのに、不思議な感覚だ。 モラハラ男性と別れて1年以上が経ち、変わったことは「夜道が怖くなった」…

レビューを書いた2019年4月期のドラマ

「ねとらぼGirlSide」や「エキレビ!」で、ドラマレビューを書いています。今期(2019年4月期)は、『東京独身男子』と『ミストレス』、『デジタル・タトゥー』のレビューを書きました。 『東京独身男子』は特に面白かったです。レビューにも書いたと思います…

婚活女性に雑な男性の束を投げつけるのはやめてく令和

テレビもインターネットも現実空間も、改元でソワソワとしている。仕事をして過ごすつもりだった夜だけど、ざわめきに影響されやすく心が怯えている。落ち着くためにブログを書くことにした。「そんなことをしている場合じゃない」という気持ちと「これは必…

頭痛、別れた男と同居している夢

夕方にも頭痛薬を飲んだのに、頭痛は酷くなるばかり。気が狂いそうで藁にすがるようにアロマディフューザーをつけたら、頭は痛いけど心とお腹あたりの内臓は少し落ち着いた気がする。深い呼吸を忘れがちだけど、アロマをつけるとゆっくり呼吸するのを意識で…

何も持たない私を選んでくれた【#企画メシ 2019年エントリーは4/8(月)24時まで】

人生で一番最初に「企画」したことは何かと聞かれ、糸井重里は「お医者さんごっこ」と答えた。こどもの頃の遊びの話だ。 大人になってから、企画というものは広告屋さんとかテレビのプロデューサーとか、そういう特別な仕事をする人のものだと思いこんでいた…

15分で日記を - 信用と小さき交流 -

「人を信用できない」とか「信用とはどういうことかわからない」という思いに駆られるとき、昔の恋人が私に信用について話してくれたことを思い出す。 当時、私はお菓子のガルボが好きだった。ガルボが美味しくて食べるとどんなにハッピーかということを私が…

死にたいという気持ちが私を突き落とそうと迫ってきて、いよいよ駄目かもしれない。そういう段階になると、ふと母と妹のことを想像してしまう。 もし私が死んでしまったら、私の仕事先や友人への報告をきっと母が担うことになるだろう。 私が死んだというこ…

回復(生まれ直して3日目の私の様子)

2018年は、とても閉じた1年だった。これ以上は無理と思うほど傷ついて、傷つき疲れていて、復讐以外の目的で好きじゃない人と会うのが耐えられないほどつらかった気がする。 「気がする」というのは、2018年の感情の記憶がほとんどないから。できるだけ心を…

免罪符としての「メンヘラ」、罵倒語としての「メンヘラ」

ある女の子に「メンヘラ」と罵られたことがあった。その子を“Nちゃん”とする。 幸い、私は「メンヘラ」という言葉やメンヘラの人をそんなに悪いものと認識していなかったので「この子は『メンヘラ』と言えば他者を貶められると認識している子なんだなあ」と…

2019年も #ドラマレビュー を書いています

あんまり仕事のことをブログに書かなくなっていましたが、久々にお仕事の紹介です。 2016年から「エキレビ!」でドラマレビューを毎週書いています。2018年10月期ドラマでは、『中学聖日記』(TBS系)、『プリティが多すぎる』(日本テレビ系)、『あなたに…