粥日記

A fehér liliomnak is lehet fekete az árnyéka.

いなくなる前に

うさぎが体調悪そうである。かかりつけの動物病院は火曜休み。一番つらそうだったときよりは元気そうなので、1日我慢してもらって水曜に病院に行くことにした。ごめんねえ……。

普段は同居人に甘えているうさぎだが、同居人が勤めに出ていていない時間はわたしと仲良しである。追いかけっこしたり(わたしが追われる側)、鼻をくっつけ合ったり、わたしが横になっているとぴょんぴょんとやってきて隣に寝転んだりしてくれる。可愛いうさぎだね。お前はこの地域で一番良いうさぎだよ。そう話しかけて育てている。うちのうさぎは良いうさぎ。時々我々の手を血が出るまで噛んだりするが……。

そんな良いうさぎが具合悪そうにしてるのは悲しい。数日前に定期検診に行ったときは大丈夫だったのにねえ。

うさぎはどうも小さいときにはやく母親から離されてしまった子のようだ。母親といる時間が短いと、免疫が不十分になり病気しやすくなることもあるという。わたしはそういうことを知らずにうちに迎えてしまったので、とても後悔している。後悔しているぶん、ちゃんと大人にしてあげなくちゃと思っている。

とにかく免疫アップのご飯を食べてもらい、おやつで元気を出してもらい、安心して眠れる環境を整えて。できれば夜中にも起きて様子を見てあげたい。

わたしももうすぐ入院だから、それがうさぎのストレスや負担になりませんように。本当は抱きしめたいけれど、うさぎは抱っこが苦手だそう。どうやってお前が大切でかけがえがないと伝えたらいいのか。いまはとにかく「お前は良いうさぎだよ。ナンバーワンだよ」と言葉にし続ける。わたしかうさぎかどちらかがいなくなる前に、気持が伝わりますように。

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