粥日記

A fehér liliomnak is lehet fekete az árnyéka.

サクレゆず味・悲しいニュース・薬のこと

サクレのゆず味

サクレのゆず味、以前買っておいて、つい数日前に食べた。とてもおいしいから、もっと買いたいのだけど、近所のコンビニにはもう置いてないな。売り切れちゃったのかも。買った時点で、残り5個くらいしかなかった。コンビニアイスを食べて感動するのって久しぶりかもしれない。

 

出産した母親を逮捕するニュース

このニュースを見て、1日ずっと悲しい気持ちでいる。

mainichi.jp

2021年11月のこちらの記事では、千葉大学・大学院教授(刑法学)の後藤弘子氏が、「日本の刑事司法の現場は女性のリアリティーに対する発想が乏しい」と指摘している。流産が起こり、亡くなった子を守りながらかかりつけの病院が開くまで待っていた夫婦は、死体遺棄容疑で逮捕された。2人は仕事も失うことになった。

胎児が母体から離れることは自然にいつでもどこでも起こりえるもので、それを積極的に犯罪として評価する必要性はどこにもない。このままでは妊娠・流産すること自体がペナルティーととらえられかねない。そのような社会では誰も子どもを産み育てようとは思わない。

www.asahi.com

殺害疑いで逮捕された母親の報道についても、同じことが言えるのではないか。逮捕や捜査は仕方ないとしても、それを「子殺し」と言わんばかりに報道する意味はあるのだろうか。Twitter(X)に書いている人もいたが、それはこの先、たまたまひとりでいるときに死産や流産、予期せぬ出産などが起こり、パニックになったり、どうしたらいいかわからなくなったりした母親を追い詰めることになるのでは。

母親たちに適切な支援や情報を届けることよりも、まだ経緯もわからない「子殺し」の犯人として、実名まで挙げて生活や仕事を奪うことのほうが、警察や報道のやるべきことで、公の利益になると思われているのだろうか。しんどい社会だ。

 

薬を減らしている

うさぎパンとイチジクのデニッシュ

最近、心療内科で処方してもらっている薬の量が減っている。症状が良くなっているからではなく、心療内科とは別領域の体調に関係して、減らさなければいけない。以前は精神安定剤睡眠導入剤を合わせて4種類の薬を飲んでいたが、いまは1種類で、量も少ない。

「薬が減って良かったね」と周囲は喜んでくれる。それを聞くと、周囲が喜んでくれるなら、良いことなのかなと思う。でも、わたしはちょっと不安だ。

医師の話では、薬の量が少ないので、1回~1日飲み忘れてしまうとすぐに効き目が切れてしまうのだそうだ。たとえば、疲れすぎて寝てしまって飲み忘れると、もしかしたら目が覚めたときに強い不安感に襲われるかもしれない。飲み忘れた翌日、薬を飲んでいないことに気づかないまま「死にたい」という気持ちが強くなってきて、仕事から無事に家に帰れるか気が気でない日があった。飲み忘れが怖くて、せっかく眠れても夜中に「薬!」と目が覚める日もある。

それから、最近また、過去の嫌なことにまつわる夢を見るようになってきた。深く眠る薬を減らしているので仕方ないのだけど、起きたときの気分の悪さ、恐怖感といったらない。ありがたいのは、「怖い夢を見た」と話しても「夢くらいで」と馬鹿にすることなく、夢に出てきた人や物事に対して「それは嫌だったね。許せないね」とか「あいつ、しつこいなあ」と(半ば冗談で)言ってくれる家族がいることだ。

いまのところ、それら以外には困りごとがほぼないと思う。喜んで良いことなのだろうか。安心して良いことなのだろうか。自分のこととなると、とたんにどう評価していいかわからなくなる。自分に「良い」と評価を出してあげることが怖い。それをどう見られるかが怖い。そんな感じだろうか。

まだしばらくは薬が少ない状態が続くので、飲み忘れないように、飲み忘れても慌てないように、上手い付き合い方を考えていかなければいけないな。



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