粥日記

A fehér liliomnak is lehet fekete az árnyéka.

宮城・瀬戸内寂聴展・ホヤと欠けた歯

先日、数日間だけ宮城に帰った。行事やイベントや用事のためではなく、ただ身ひとつで帰って、あまりアレコレと予定を入れずにゆっくり過ごした。

 

カフェ モーツァルトのスコーン

retty.me

 

藤崎(デパート)の前を通ったら、「追悼 瀬戸内寂聴展」のポスターが目に入ったので、そのまま展示を見てきた。

東京で素敵なものや街に囲まれて暮らしてきた瀬戸内晴美が、愛や恋によって才能を伸ばし、そして出家の道に進む。男たちが彼女の才を認めるのだけど、それ以上に「自分は小説を書き続けて生きるのだ」という意思で書いている人なのだと、改めて感じる。わたしのメモには「気持ちで書く、ということ」と書いてあった。

瀬戸内寂聴がつくった小さな土の仏様はどれも可愛らしい顔をしていた。着物も本も、どれもとてもきれいに残されている。可愛いもの、素敵なものを愛していた人なんだな。

 

ホヤ刺し

最近なかなか居酒屋に行く機会がなかったので、夜は居酒屋でご飯を食べたいと頼み、「石巻狐崎漁港 晴れの日」に連れて行ってもらう。今回は名掛丁店に行ったけど、以前、国分町の稲荷小路の「晴れの日」に行ったことがあるな。

大きなホヤを刺身とホヤ酢で食べられて、とっても満足だった。そうだ。漬物の白菜を噛んだら、奥歯が欠けたんだ。結構大きく欠けてびっくりした。東京に戻った翌日には歯医者の予約ができたので良かった。

ああ、また大きなホヤが食べたい。来年になるだろうか……。

 

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最近読んでいる本

 

↑ もう文庫が出ているようですが、単行本で買っていたのでそれを読んでいます。